ただ単に、庭園風に樹木を植栽すると、霊園や墓石の周りは、夏には石自体が直射日光で焼けて暑くなり、植物にとって過酷な場所となります。
また、墓石に樹木の樹液や葉が落ちると、汚れて放っておっておくと石に汚れがしみ込んでしまいます。
また、植えたとしても定期的に剪定等の管理をしないといけません。よって樹木を墓石の周りに植えるのはあまりお勧めできません。
下記の施工事例では香川県産の庵治石の皮を用いて延段をつくり、庵治石の自然石で石組を致しました。
また、施主様のご要望によりご自宅のお庭にあった愛媛県産:伊予の青石を主石にして石組を致しました。
庵治石の石組の周りにはタマリュウを植栽し、緑を取り入れることでメリハリをつけました。
タマリュウはグランドカバープランツにも用いられており、車の駐車場のデザインで取り入れられたりしますので、霊園など過酷な場所でも耐えることができます。

砂利石は宮内庁御用達の三重県産:伊勢五郎太石を使用致しました。

延段

石組

タマリュウ植栽

五郎太石を入れて仕上げ

お気軽にご相談ください。